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しっかり噛める歯は毎日の食事から!強い歯をつくる食べものをご紹介
こんにちは。
岩倉市・名鉄バス「八剱停留所」徒歩2分の歯医者【京極歯科クリニック】です。
「食べることが毎日の楽しみ」と思っている方も多いことでしょう。
食事をおいしく味わえると、「生活の質(QOL)」を高めることにもつながります。
(参照:厚生労働省 e-ヘルスネット「QOLと食事」より)
おいしいと感じるためには、しっかり噛めることも大切です。
じつは、噛むことで分泌が高まる唾液には、むし歯になりやすい状態から戻したり、むし歯菌によって溶けかけた歯を修復したりする働きがあります。
(参照:厚生労働省 e-ヘルスネット「むし歯の特徴・原因・進行」より)
ここでは、歯を強くする食べものについて、お話しします。
毎日の食事でしっかり噛める強い歯をつくり、むし歯やお口のトラブルを防ぐだけでなく、生活の質の向上にもつなげていきましょう。
しっかり噛める強い歯をつくる食べものは?
●カルシウムを多く含む食べもの
カルシウムは、歯の表面にあるエナメル質を丈夫にしてくれます。
また、むし歯から歯を守る再石灰化をスムーズに進める働きがあります。
- 乳製品(牛乳・ヨーグルト・チーズ)
- 高野豆腐
- 小魚
- 海藻類(わかめ・ひじき)など
●タンパク質を多く含む食べもの
タンパク質は、歯の土台を作るのに欠かせません。
歯の内側にある象牙質をつくります。
- 肉類
- 魚介類
- 卵
- 大豆、大豆製品など
●ビタミンAを多く含む食べもの
ビタミンAには、歯の表面にあるエナメル質を強くする働きがあります。
- うなぎ
- かぼちゃ
- ほうれんそう
- レバー
- にんじんなど
●ビタミンCを多く含む食べもの
ビタミンCは、歯の内側にある象牙質を作り、強くするために大切な成分です。
- 焼きのり
- 小松菜
- じゃがいも
- ブロッコリー
- みかんなど
●ビタミンDを多く含む食べもの
ビタミンⅮには、カルシウムの吸収を高める働きがあります。
- 干ししいたけ
- しめじ
- さんま
- 鮭など
むし歯やトラブルに負けない強い歯にはバランスのよい食事も大切です
強い歯をつくるには、歯によい働きがある食べものだけを摂ったらいいわけではありません。
ビタミンDがカルシウムの働きを助けるように、いろいろな栄養を摂ることで引き出し合い、健康な状態を保ちやすくなるのです。
さまざまな食品を組み合わせたバランスのよい食事を心がけ、むし歯やトラブルに負けない強い歯をつくりましょう。
(参照:厚生労働省 e-ヘルスネット「食事バランスガイド(基本編)」より
「京極歯科クリニック」では、むし歯などの治療はもちろん、予防やクリーニングにも力を入れています。
毎日の食事と歯磨き、そして歯科での予防やクリーニングで、むし歯などのトラブルを防ぎましょう。